今年の旧正月は、2月16日の金曜日。毎年恒例になりつつある孤児院の慰問を前に、先日アンパオの準備をしました。アンパオ(紅包)は、中国本土や華人の多い国や地域で行われている慣習で、日本のお年玉のようなものになります。
アンパオ袋はどこで手にいれる?
マレーシアのアンパオ袋は、旧正月近くになると銀行やレストランで無料でもらえます。また、その時期ショッピングモールで行われている催事で販売している場合もあります。その年の干支が描かれた赤い袋に金の文字が一般的で、袋のサイズはマレーシアの紙幣が折らずに入る大きさです。
アンパオの相場は?
今回、孤児院用に包んでいる金額は2リンギ(60円)ほどです。子供達に渡したり、知人友人宅のオープンハウスなどでやりとりされる額も大体2リンギ〜10リンギくらいまでです(私の知る限りでは・・)。中身の金額よりも、アンパオを渡して福を分かち合うことに意味があるようです。
新札を入れなければならないという事はありませんが、新札が必要な場合は、銀行で両替してくれます。
アンパオは誰に渡す?
一般的に、年齢に関係なく、既婚者が未婚者に渡すとされていますが、マレーシアのおおらかさ加減で、それでなくてはいけないと、肩ひじを貼る必要はないでしょう。オープンハウスの時や、普段よく行くレストランのウエイターに渡したりすることもあります。今回の慰問の際には、子供だけでなく、ご年配の方やそこで働いている方たちにもお渡しをしました。
アンパオを渡す時期は?
アンパオを渡す時期は、旧正月前後で、旧正月前に渡しても問題ありません。早ければ1週間〜10日前くらいの時もあります。旧正月前でも、渡す時や頂く時は、「ハッピー(チャイニーズ)ニューイヤー!ゴンシーファーツァイ、シンニェンクァイラー」の掛け声をお忘れずに!