海外ベビーフード事情ーマレーシアのオーガニック離乳食

海外に乳幼児を連れて来る場合、長期ともなると食事は悩み事の一つです。現地のスーパーでどんな離乳食やおやつが手に入るか、価格はいくら位か、気になるところだと思います。今日は、マレーシアのスーパーで買える離乳食について、我が家の場合を例にとってみてみたいと思います。

娘は、生後7ヶ月でマレーシアに戻ってきました。その頃は食べる量も少なく、作った離乳食で足りていたので、ほとんど既製品の離乳食は使いませんでした。1歳を過ぎた頃から、3食とおやつを食べるようになったので、スーパーで買った離乳食も使うようになりました。マレーシアは、外食文化が盛んですが、油が多く使われているローカル食は、まだまだ食べさせられません。

マレーシアのオーガニックベビーフード(ピュレ状)

マレーシアの即食可能で外食にも便利な離乳食は、基本的に月齢問わず、ピュレ状のものがほとんどです。また、一歳未満でも、カスタードやチーズなど、まだ与えたくないような材料も結構入っています。

マレーシア人は甘党が多いせいか、多くのベビーフードブランドでは、フルーツ系の甘いものがスーパーの棚のほとんどを占めています。その中で一割程度、野菜中心のピュレが置いてあります。その辺りを探していつも買うのですが、スーパーによって品揃えがバラバラで、欠品も多いので、見つけたらまとめ買いが吉です。ピュレ状の離乳食は、オーガニックも手に入りやすく、多くのブランドでオーガニックとそうでないものと2種類のラインナップです。値段は、1パックでRm8-Rm11(約200-300円)程です。

左から、Happy BabyのPears, Peas & Broccoli(洋ナシ、グリンピース、ブロッコリー)、Rafferty’s GardenのSpinach,Sweet Potato, Corn&Carrot(さつまいも、コーン、ほうれん草、人参)、HeinzのSweet Potato, Carrot, Potato&Corn(さつまいも、人参、じゃがいも、コーン)、Happy TotのPears,Green Beans & Peas(洋ナシ、グリーンビーンズ、グリンピース)です。

Happy Baby(ハッピーベビー)

こちらは、ハッピーベビーの洋ナシ+グリンピース+ブロッコリーです。ちょっと画像が暗いですが、やまぶき色のような色をしています。

USDAのオーガニック認証、NON GMO(遺伝子組換えでない)と表示があります。

原材料は、オーガニックの洋ナシ&野菜ピュレと、オーガニックレモン果汁濃縮液、酸化防止剤でビタミンC(アスコルビン酸)が入っています。アメリカのニューチュアー社の商品です。

Rafferty’s Garden(ラファーティーズガーデン)

こちらは、オーストラリアブランドのラファーティーズ。原材料は、さつまいも31% 、 人参23% 、調理水、 スイートコーン16% 、 ほうれん草8% です。砂糖や塩不使用、人工着色料・人工香料・保存料不使用、遺伝子組換え材料不使用。でも、オーガニックとは表示が無かった気がします。

Heinz(ハインツ)

こちらは、おなじみハインツ社のオーガニックベビーフードシリーズ。野菜65%(さつまいも21%、人参15%、じゃがいも15%、コーン14%)、水、ビタミンCです。1歳2か月になった娘ですが、今でもご飯を食べない時でも、これをチューチュー吸ってます。

Happy Tot(ハッピートット)

こちらは、前術のニューチェアー社の別ブランドのハッピートットのスーパーフードシリーズ。原材料は、全てオーガニックの洋ナシ、グリーンピース、グリーンビーンズ、それにスーパーフードのチアシードが入ってるそうです。それとビタミンC(アスコルビン酸)です。このパックで、オメガ3と、食物繊維、マグネシウムがとれるようです。

パック表には、USDAのオーガニック認証、NON GMO(遺伝子組換えでない)と表示があります。

Bellamy’s Organic(ベラミーズオーガニック)とOnly Organic(オンリーオーガニック)

最近買ってみたのがこの二つ。ベラミーズオーガニックは、オーストラリアのもので、全てオーガニック材料で作られています。さつまいも39%、りんご25%、人参24%、ブラウンライス12%のみでした。オーガニックで且つ酸化防止剤のビタミンCも入ってません!

オンリーオーガニックは、ニュージーランドブランド。原材料は、全てオーガニックでカリフラワー14%、ブロッコリー10%、米粉、玉ねぎ、NZ産オーガニックチーズ3%、ホールミルクパウダー、乳化剤(大豆レシチン)です。ニュージーランドでは、6か月〜の離乳食のようです。

こちらは、babybioと言うフランス発のブランドです。写真はオーガニックの人参ピュレ、4ヶ月〜使えるようです。

こう見ると、ベビーフードブランドは、アメリカ始め、オーストラリアやニュージーランド、フランスまで、各国からのオーガニック商品が手に入ります。

瓶詰めベビーフード

ハインツオーガニックシリーズは、8ヶ月からの瓶詰め離乳食もあります。写真左はリコッタチーズが入っているので、先延ばしにしてましたが、最近ようやく試してみました。原材料は、かぼちゃとほうれん草、リコッタチーズ、それに、トマト、さつまいも、玉ねぎ、ズッキーニ、パスタ、コーンスターチ、ペコリーノチーズ。全てピュレではなくパスタが小さく刻まれて入っています。美味しそうな感じと思っていましたが、娘は3口ほど食べて、食べるのをやめてしまいました、、あまり好きでない様子。ちなみに、日本からわざわざ買ってきたレトルトのベビーフードもほとんど食べてくれません。。

もぐもぐ期のオーガニックベビーヌードル

こちらは、マレーシアのCountry  Farm Organic社のmennnosato(麺の里?)という、オーガニックベビーヌードル。カントリーファームオーガニック社は、マレーシアのベルジャヤグループの傘下にあり、スーパーのオーガニックコーナーでもよく見かけるブランドです。

値段は、イオンでRm13.90(約380円)。日本のJas規格始め、アメリカのUSDA、オーストラリアのオーガニック認証NASAAなど、各国の認証を取得しています。

買ったのは、ミックスヌードル。原材料は、オーガニック小麦粉97%に、野菜パウダー2%(ビーツ、ブロッコリー、コーン、トマト、さつまいも、卵、かぼちゃ、人参、ほうれん草)、水1%です。しかし、、こちらも、娘には不評で、全く食べませんw。何回かいろんな味付けでチャレンジしましたが、マレーシアの平たい米麺、クイティヤオの方が好きです。。

おやつ編:ベビーせんべい

こちらは、マレーシアのお隣、タイからやってきたAppleMonkeyのベビーせんべいです。日本のベビーせんべいに近い感じかと思います。

私はほうれん草をよく買いますが、他にもかぼちゃやコーンなどの野菜シリーズがあったと思います。原材料は、オーガニックのジャスミンライス75.5%、オーガニックのタピオカスターチ15%、オーガニックシュガー6.5%、ほうれん草3%、酸化防止剤?(トコフェロール)が入っています。

娘も大好きでたまにおやつにあげています。一袋に2枚入って、10袋入りでRM15(410円)くらいです。

おやつ編:オーガニックドライアップル

こちらは、ベラミーズのオーガニックアップルです。

皮ごと、フリーズドライにしてあり、クオリティ高し!口に入れると溶けていく感じで食べやすいですが、たまに、皮が残ります。娘も好きなのですが、一袋Rm20(約550円)と、ちょっと高い。12カ月以上〜。

おやつ編:Happy Baby パフ

こちらは、オーガニックハッピーベビーシリーズのスーパーフードパフ。ケールとほうれん草が入って、コリンという循環器系と脳の機能、および細胞膜の構成と補修に不可欠な栄養素が入ってるそうです!オーガニックのブラウンライスが使われていてグルテンフリー。ビタミンやミネラルもいっぱい補足できるようです。でも、サイズが大きくて、なかなか終わらず、湿気気味に。。値段は、LazadaでみたらRm16.9(約460円)でした。

Only Organicの歯固めラスク

オンリーオーガニックのTeething Rusks(歯固めラスク)。このラスクとーーーても硬くて、テーブル叩いてもカチカチ音がして割れないくらいです。完全にパケ買い私の勘違いで、おやつだと思ったのですが、こんなに固いとは。。娘はよだれで湿らせながらガジガジしてるのですが、歩きながら食べるので、床に食べカスが広がります、、新しい歯が生え始めて歯が痒そうだなという時にあげる程でなので、なかなか減りません。2本入り6パック、値段は忘れてしまいました。原材料は、オーガニック小麦とミルクのみ。

まとめ

マレーシアのオーガニックベビーフードとおやつ事情、いかがでしたか?日本と同じようなにはいかないけれど、オーガニックの物も手に入りやすくて、意外と便利になんでも揃うと思います。でも、スーパーによって品揃えが本当にまちまちで、欠品で棚スカスカの時もあるので、色々スーパー巡りしてみてくださいね。

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