マレーシア国内で引っ越しをする場合、引っ越し業者をどこにするか、悩まれるところだと思います。今日は、以前引っ越しをした際に、TheLorry.comというサイトを使ってみたので、その感想をシェアしたいと思います。
TheLorry.comは、いわゆるGrabやAir B&Bのようなマッチングサイトの引っ越し版で、オンライン上で引っ越し業者と引き合わせてくれます。
TheLorry.comは、即見積もり、使い方が簡単。
TheLorry.comは、なんといってもサイトの使い方が簡単です。オンライン上で、トラックのサイズを選び、住所と日付を入力、見積もりがその場で分かります。
オプションで、保険の加入、引っ越しスタッフ数(ドライバーのみで良いか、荷物運びに何人必要か)、ラッピングの有無などの選択をします。細かく料金設定されているので、予算に合った形で、追加していくことが可能です。
ここで悩むところといえば、トラックのサイズかと思います。サイトには、1トントラック、3トントラック、Vanなどから選択できますが、どのトラックを選んだらよいのか、サイズ感に慣れてなく、さらにパッキングしてない状態でどのくらいの量になりそうか、少し悩みます。
サイトには、それぞれのサイズと収納できる例が書かれています。例えば1トントラックの場合は、ルーム/アパートメントの引っ越し向けと書かれており、どんなものがフィットするのか例が出ています。
ちなみに、私は1トントラックを使いました。大物家具無し、Ikeaの戸棚が2つ、段ボールなどがおそらく30箱くらいで、トラックの上の方はスカスカ、1/2弱はまだ空きがあるような感じでした。下記の画像が1トントラックです。
大物家具など入るか心配な場合は、サポートメニューから問い合わせが可能です。
予約後もスムーズ。しかし、業者からの電話は、英語がわかりづらかった。
予約してから、数日後に、業者から確認の電話がありました。TheLorry.comに登録されているトラックは10,000車ということなのでかなりの業者が登録しています。確認内容は、基本的な内容なのですが、この時はインド人の訛りが強めで、何度も聞き返してしまいました。Whatappに連絡方法を切り替えて、テキストでのやり取りがベターかもしれません。
引っ越し準備、コンドの管理事務所に許可を取る。
私は、段ボールを自分で準備していたので、せっせと荷造り。引っ越し当日までに、やっておかなければいけない重要なことは、コンドミニアムのマネージメントに引っ越しの許可を取っておくことです(転出先、転入先とも)。マレーシアは、一応セキュリティーがしっかりしているので、業者がコンドミニアムに入る場合や荷物の搬入出には、事前に許可を取っておく必要があります。コンドによっては、時間帯や週末の引っ越しを許可が出ない場合などあるので、日にちを決定する前にマネージメントに確認しておくと良いと思います。
引っ越し当日
当日は、ちゃんと時間通りに来てくれました。ただ、ウエブサイトに載っていたようなユニフォームを着た人ではなく、来たのはインド人の兄ちゃん2人。一応、台車はもってきているけど、木製の台車に紐を取り付けて引っ張るタイプ。衝撃的、すっごく不安定。
リーダー格の兄ちゃんは片手に電話。手際が良いかはどうかは置いといて、頑張って荷物を運び出してくれました。
この時点で気付いた注意点
1、段ボールの積み下ろしや台車への段ボールの積み方が荒いので、壊われ物は厳重梱包しておいた方が良い。
2、コンドミニアムの場合、エスカレーター付近に荷物が置きっぱなしになったりして、目が行き届かないので、荷物の中身が見えないようにする、荷物の見張りをするなどの工夫が必要。
3、見てないところで段ボールを手で持って運ばず、床を擦って運んだり、棚もトラックに積み込む際に引きずったような感じがしました。
4、これとは別に家具のみ別の場所へ配送してもらった時の事、搬出自体は10分程度でスムーズにすぐ終わったのに、配送先まで通常なら30分もあれば十分到着する距離を、2時間も遅れて到着しました(途中サボって休憩していた模様)。時間が掛かっている場合は、どこにいるのか何時に到着するのか、遠慮なく確認の連絡を入れる方が良いです。
実際に引っ越しにかかった費用は??
今回は、移動距離5km、人員は2名(内1名は運転も兼任)、1トントラックで、RM231(日本円で約6200円)でした。
トラック車とドライバーのみ必要で、自分たちで搬出入する場合は、基本料のみでOK。支払いは、すべてが終わってから現金で業者に渡しました。
※現在、移動距離5kmの場合、基本料金はRm104に値上がり。
まとめ
安く済ますには、とてもオススメです!しかし、日本の常識とは、全く違うので、管理・監督はご自身で責任を持ってされることを強くおすすめします。